作成したアルバムの適切な保管方法は?劣化を防ぐコツとは!
せっかくキレイに撮れた思い出の写真は、キレイなまま保管しておきたいですよね。しかし、写真の保管方法が間違っていると、色褪せて劣化してしまうことも。こちらの記事では、作成したアルバムの最適な保管方法について紹介します。チェックしてみてください。
そもそも写真が劣化してしまう原因は?
写真が劣化してしまう原因は、大きく3つあげられます。
■紫外線
写真が劣化してしまう大きな原因としてあげられるのが、紫外線です。部屋にポスターなどを貼ったことがある方は覚えがあるかもしれませんが、日光がよく当たる場所にポスターを貼っていると、だんだんと色褪せてきます。
これは、紫外線が持っている漂白作用によるものといわれています。写真も同様で、長い期間紫外線に写真が当たる場所においておくと、写真の劣化してしまう原因になるようです。また、紫外線は日光だけでなく、蛍光灯やテレビからも発生しているので注意しましょう。
■空気に含まれる水分やほこり
写真にとって、水分やほこりも大敵となります。空気中に含まれる水分は、カビや写真の変形、褐色の原因にもなります。とくに、湿度が高い場所はカビが発生しやすくなるので、気をつける必要があるようです。
■「酸」
あまり知られていませんが、現像した写真には「酸」が含まれていることがあります。酸が含まれた状態の写真を、高温多湿の場所においておくと、色褪せやベタつきが起こる原因になってしまうことも。
写真の保管に最適な場所の条件とは
写真の劣化を防ぐには、最適な保管場所で管理することが大切です。続いては、写真の保管に最適な場所の条件について紹介します。
■日光が当たらない場所
先ほど解説しましたように、紫外線が当たると写真が劣化してしまいます。写真を保管する場所は、日光が当たらない場所を選ぶ必要があるようです。とくに、窓際は日光が当たる時間も長くなってしまうので、避けた方がよいでしょう。また、蛍光灯にも紫外線が含まれるため、日光だけではなく、照明が当たらない場所を選びます。
■空気にあまり触れない場所
写真をきれいな状態で保管するには、空気やホコリに触れないようにしなければなりません。空気に触れないようにするには、アルバムで保管するのがおすすめです。アルバムにはたくさんの種類があるので、どのように保管したいかによって選びましょう。
・台紙タイプ
台紙タイプは、台紙に粘着性があり、簡単に貼ったり剝がしたりできるタイプのアルバムです。写真の上から透明のフィルムをかぶせるので、写真をしっかりと保護してくれます。
・ページ数やサイズが固定されているタイプ
とにかく簡単に写真を保管したい方におすすめなのが、「固定型」のアルバムです。ページ数や型が決まっているので、写真を入れていくだけできれいに保管できます。アルバムに保管したら、収納ボックスに入れて乾燥剤も入れておくと、湿気を防いでくれるのでより安心です。
アルバムの最適な保管方法
アルバムに写真を収めた後は、「アルバムをどのように保管するか」悩む方も多いのではないでしょうか。できれば、すっきりときれいに保管しておきたいですよね。こちらの章では、アルバムの最適な保管方法について紹介します。
■アルバムの中身がすぐにわかるように収納する
アルバムを保管する際には、何の時の写真が収められているか、すぐにわかるようにしておくのがおすすめです。アルバムの背表紙に日にちや、旅行先の情報、いつの行事の写真なのかを記入しておくと、見たい時にすぐに確認できます。
■ボックスや収納家具に保管する
大きいアルバムや、アルバムの数が多い場合は、ボックス型の収納用品を活用してみましょう。アルバムの大きさや、年代ごとに分けて入れて保管しておくのもおすすめです。可愛い柄のボックスに収納すれば、見せる収納としても利用できるうえ、見えない場所に保管もでき、一石二鳥です。
■トランクルームに預ける
自宅に保管場所がないなどの場合には、「トランクルーム」という選択肢もあります。トランクルームというと、費用が高いイメージがありますが、宅配型のトランクルームならば、安価で預けられます。空調設備もしっかり管理されており、直射日光に当たることもないので安心です。宅配型のトランクルームは、取り出したい時には依頼すればいつでも届けてくれます。段ボール1箱から受け付けている業者もあるので、手軽に預けられる点もメリットです。
写真は、紫外線や湿気、ほこりなどが原因で劣化してしまうことがあります。できるだけ劣化を避けるためには、保管場所に気をつけなければなりません。写真はアルバムに入れて、高温多湿を避けて収納しましょう。また、空調管理がされているトランクルームは、宅配型であれば手軽に預けることができるのでおすすめです。いつまでも思い出の写真をキレイに残せるように、この記事を参考にしてみてくださいね。