子どものフォトスタジオデビューのおすすめタイミングはいつ頃?
子どもの成長の記録として、かわいい時期の写真を残しておきたいと思うのが親心というものです。どうせならプロのスタッフに任せて、特別な写真で残したいですよね。そんな希望を叶えてくれるのがフォトスタジオです。ここでは初めてフォトスタジオを利用するにあたって、撮影に適したタイミングや知っておくべき注意点を解説します。
子どものフォトスタジオデビューのおすすめタイミング
子どもの写真はいつ撮ってもかわいいものですが、成長の節目となる行事にあわせてフォトスタジオで撮影すれば、意味のある記念写真として残すことができます。生まれてから成人式まで、子どもの成長にまつわる行事はたくさんありますが、やはり1歳になるまでのかわいい時期の記録は残しておきたいですよね。
ここでは、フォトスタジオデビューにおすすめの撮影時期をいくつかご紹介します。
お宮参り
生後約1か月の時期に、赤ちゃんが神社にお参りして、無事に生まれてきたことへの感謝と、これから先の健やかな成長を祈る行事です。生まれてから初めての行事を写真に残しておきたい場合はこの時期を選びましょう。両親と祖父母も揃って、初の家族写真を撮ることもできるのでおすすめです。
初節句
女の子なら「桃の節句」、男の子なら「端午の節句」と初節句に撮影デビューするのもおすすめです。最近は、伝統的なひな人形やこいのぼりを飾らない家も増えていますので、フォトスタジオの衣装や小物を利用して、華やかで象徴的な写真を残すのもいいですね。
ハーフバースデー
生後6か月の記念日をハーフバースデーと呼びます。まだ赤ちゃんの面影もありつつ、表情も豊かになり、首も座ってくるこの時期は、とびっきりのかわいい写真が撮れます。
1歳の誕生日
1年間無事で元気に育ってくれたことに感謝し、両親としても感慨深い1歳の誕生日も撮影デビューにおすすめです。一生に一度しかない人生初の誕生日ですので、大切な思い出として記録に残しましょう。
このほかにも、3ヶ月おきなど家族で決めたタイミングで撮影するといったように、行事にとらわれずに定期的に記録を残す方法もあります。いずれの場合も撮影時期を早めに決めておいて、余裕をもって下調べなどの準備をしておくとよいでしょう。
子どもが初めてフォトスタジオで撮影する際によくあるトラブル
まだ小さな子ども、特に生後1年以内の赤ちゃんにとって、フォトスタジオは刺激の多い環境といえます。慣れない場所にでかけ、知らない人と接して写真撮影をすることは、心身共に大きな負担となるので、子どもの様子を見ながら、なるべくリラックスできるようにしてあげたいですね。
とは言え、何かしらトラブルは起こるものです。そんな場合は、赤ちゃんのリズムを最優先するということを覚えておきましょう。眠ってしまった場合は、無理に起こさずに、しばらく寝かせてあげるのがベストで、その間に寝顔や小さな手足など、パーツ撮りをするのもおすすめです。お腹が空いたり、眠くて機嫌が悪い時も、無理に撮ろうとせず、赤ちゃんが穏やかになることに最善を尽くしましょう。初熱など明らかに調子が悪い日はあきらめてキャンセルし、別の日に予約をずらしてもらうようにします。
また、生活のリズムや体調だけではなく、人見知り、場所見知りなどでぐずってしまうこともよくあります。スタジオを選ぶ際には赤ちゃんの対応に慣れたスタッフがいて、時間にも余裕を持って対応してくれるところや、リラックスしやすい空間であることなどを基準に選ぶと良いでしょう。
子どもが初めてフォトスタジオで撮影する際の注意点
大人と違って赤ちゃんのベストショットを撮るのは難しいものですが、スタジオで穏やかに過ごせるように、できる限りの調整をしてあげましょう。ただでさえ知らない人と場所で心身の負担が大きいので、お昼寝時間を避けるなど、赤ちゃんのリズムに合わせる配慮は最低限必要です。
できるだけ知らない人と接するのを避けるために、すいている平日の午前中や遅めの時間に予約したり、貸し切りができるハウススタジオを利用するのもいいでしょう。行事の記念に撮影する場合は、その行事の当日ではなく、撮影は別の日に予約するなど、1日に複数の予定を入れないことも負担の軽減につながります。可能であればスタジオの現場を事前に見学させてもらって、授乳室やお昼寝のスペース、衣装や小物、人の多い時間帯、駐車場からの距離なども事前に確認しておくと安心ですね。
お気に入りのおもちゃや、おむつやミルクも忘れずに用意して持っていきましょう。このように色々想定して抜かりなく準備していても、急な体調不良や、ご機嫌が良くならないということもありえます。赤ちゃんの調子が全てなので、予約時に候補日を予め設定したり、当日の利用時間の幅にどれくらい融通がきくかなども事前に確認しておきましょう。
まとめ
今回は子どものフォトスタジオデビューのタイミングと撮影の際の注意点についてご説明しました。何よりも赤ちゃんの生活リズムを大切に、親子共に体調を整えて、リラックスできるように色々と工夫を凝らしてみてください。満面の笑みは難しいかもしれませんが、安心したいい表情の写真が撮れると、一生の宝物になることでしょう。